今日は真面目なデータに基づいて、女性の起業がうまくいくにはどうしたらいいか?をお話しますね。
「女性起業家を取り巻く現状について」という内閣府男女共同参画局の調査から見えることがあるんです。
女性の起業の特徴とは
内閣府の調査から、女性の起業の特徴で、男性と圧倒的に違うところがわかるんです。
これを読んでる方は、きっと思い当たる節があるはずです。
女性が起業を意識したきっかけ
・時間的余裕(子育てや介護がひと段落)ができた時
・家庭環境の変化(結婚、出産、離婚)に直面した時
子育てや介護で、現場にブランクがある人は、再就職より自分の趣味や特技で働きたい。
子育てや介護で、拘束時間の長い仕事が難しい人は、時間的自由の多い起業が選択肢に浮かぶ。
ライフスタイルに合わせて働きたい、という女性の起業の本音がデータになっているんです。
起業初期に直面する課題
調査の中では、起業初期準備者が直面している課題についても調べられていました。
1位 経営知識の習得
2位 事業に必要な専門知識・技術の習得
となっていて、「集客の壁」、「商品設計の壁」「セールスの壁」に悩んでいると想像できます。
さらに、身近に相談できる人がいないことも、つまづく原因となっているんです。
なぜならなんと・・・起業環境を国際比較すると、日本の順位はOECD34カ国中33位!と低水準!
女性の起業を取り巻く調査でも「周囲に起業してる人がいない」と答えた人の割合が一番高かったのです。
起業したい人は増えてるものの、実現するための道のりが描きにくい状況があるのが日本なんです。
起業を実現する人の共通点
内閣府の調査を見ていると、起業の壁を乗り越えるには、起業を身近に感じられる環境に身を置くことが大切だとわかりますね。
困った時にどうすればいいか?のイメージが描けることって、大切なんです。
そうしたデータが国からも出ているので、子育てしながら働く女性のための研究所では、ひとりひとりのなりたい姿への道のりを一緒に描いていくことを大事にしています。
こちらの本を出版されたしょこさんは、電子書籍を出版することで「信用力を高め」「実績を増やし」、新しいお仕事のきっかけを作りました。
出版準備当時は、ボランティアとパートをお仕事にされていましたが、現在は夫婦関係改善サポーターとしてご活躍です。
3人のお子さんがいらっしゃいますし、他にお仕事もありましたが、一つ一つの作業に締め切りを設け、伴走しながら本を仕上げるお手伝いをさせていただきました。
やると決めたら、一定期間集中することは必要ですね。
ですが、その時間と労力が報われるのが、電子書籍なんです。
電子書籍は、出すことで
・自分の人生を棚卸し
・自分のできることややりたいことがより明確になる
・周囲から「おめでとう」と言われる
・権威性が増す
・信用力が増す
・仕事に繋がる
というメリットを享受することができます。
起業という夢を実現する人は学んでいる
もちろん、「自力でやる!」というのは素晴らしいことです!
手探りしならも正解を掴んでいくのは、大きな成長に繋がります。
ですが、データにもあるように、初心者の人がつまづく場所は明らかになっています。
起業は時間とお金、気力との勝負です。
不必要にすり減らさないためにも、学べるものや助けてもらえるものは、どんどん活用して、本来届けるべき自分のサービスを多くの人に届けていきましょう!