自己紹介
こんにちは!入澤あきこです。
お忙しい中、プロフィールを見てくださって、本当にありがとうございます。
今日は、少しだけ私の話をさせてくださいね。
というのも、「あきこさんは、もともとスタイリストなのに、なぜこのような活動をしているのか?無料で情報提供して、労力もかけて、どうして?」と疑問に思いますよね。
もちろん、わたし自身、ボランティアではなくビジネスとしてやっているので、わたしの商品をご購入いただけたら嬉しいなとは思っています、笑。
ですが、だからといって、ガンガン営業をかけたりしたくないです。
わたしは今、「女性が何歳からでも活躍できる社会」を作るために活動していて、少しでも多くの方が何かを始める選択肢が増えたらいいな、と思っています。
なぜそう思うようになったのか?
わたしは、今でこそ起業11年目であり、スタイリストの仕事に加えて、新しく立ち上げた「子育てしながら働く女性のための研究所」の仕事もしています。
途中、会社員の仕事もしていましたが、自ら望んで経験したい仕事にチャレンジしました。
今、どんな働き方も自分で選択していけると思っています。
ですが、それは、はじめからできていたわけではありませんでした。
ちょっとわたしの歴史を遡ってお伝えします。
生い立ち〜OL時代
わたしは1982年生まれ、団塊世代より少し下の世代の、一般的なサラリーマン家庭で育ってきました。
中学から私立の女子校に行ったものの、周りの子の優秀さと比べて何もできない自分に落ち込み、自分の居場所を見つけられない中高生時代でした。
就職活動の時は、望み通りの就職ができず、やはり落ちこぼれでした。
会社に入っても、仕事はできないし、楽しめないし、自分に自信がなく、ネガティブの塊となっていました。
わたしにあったのは、誰にでもできるような仕事だけ。
お茶汲みや、会社での新聞配り、簡単な事務処理・・・
これ以外の選択肢が見つからない。このままじゃ、人生がつまらないまま終わる・・・
そんな絶望した気持ちでいました。
私が憧れるのは、自分の仕事を愛して楽しんで、自立して、自信に満ち溢れた女性でしたが、自分はとても遠い所にいました。
人生の選択肢を増やしたい
その頃のわたしは、大体の人の人生は、「学校に行って、入れる会社に就職して、そのまま定年まで勤め続けて、老後が待っている」という選択肢しかないと思っていました。
好きなことを仕事にできる人は、ほんの一握り。と思っていました。
しかも、女性の場合、自分のやりたい仕事につける人はとても少ないのが当たり前、とも思っていました。
そんなある時、友人の誘いでパーソナルカラー診断を受けました。
「こういう仕事をしてる人がいるんだ!」「自分も勉強したら人生を変えられるかもしれない」と希望の光を見せてもらったのです。
その先生が素敵な人で、お願いして色彩学やパーソナルカラーの勉強をさせてもらうことになりました。
勉強してみると、世界は広がります。
この世界には、実は、好きなことを仕事にしてる人はたくさんいて、働き方の選択肢はたくさんある、と知ったのでした。
資格は新しい世界の扉を開いた
その後、色彩検定の資格をとり、パーソナルカラー診断もできるようになり、週末やイベントで診断をするようになりました。
結婚して、夫の転勤で長崎に住むことになりましたが、「パートで働く」という選択肢以外に、「持ってる資格で自分で仕事を始める」という選択肢を持てたのが、わたしの人生を大きく変えてくれました。
個人のお客様向けのパーソナルスタイリスト、個人飲食店の店舗デザインやパッケージデザインの監修、などをはじめ、だんだんと企業様研修や、テレビのお仕事などもいただけるようになりました。
途中2回の妊娠出産もありましたが、自分で仕事をしていたので、子供の成長に合わせて、仕事のボリュームも調整することができました。
その後、長崎から横浜に引っ越しますが、「パートで働く」以外の選択肢を持てたことで、引っ越し後も自分のスキルや資格を活かして仕事を継続できています。
選択肢を持ってる女性はまだ少ない
わたし自身が、ママになったこともあり、独身の時には気づけなかった「ママ達の選択肢の少なさ」を感じることが増えました。
才能のある友人が、妊娠を機に退職していました。
「社会復帰」なんて言葉もありますが、実家や夫の協力が得難い環境のママ達は、一人で1時間出かけることすらままなりません。
活かしたいスキルがある、働きたい気持ちがある、だけど社会や会社の制度が追いついてなくて、望みが叶わないと追い込まれてるママが多いのです。
選択肢は増やせる
一方、どうしてわたしは選択肢が持てたのか?
それは、たまたま選択肢の増やし方を知っていただけだと思います。
かつては、会社員やパートという雇われる働き方しか知らなかったけど、雇われなくても働けることを知ったことが大きかったです。
そして、雇われる、雇われない以外にも、働き方の選択肢は増やしていけることを知りました。
働き方以外にも、専門分野まで選択できる
一年前、わたしは会社員として、以前から興味のあったWebマーケティングの仕事をしていました。
やりたいことにチャレンジしていましたが、子育てしながら女性が会社員として働くことの難しさを痛感していました。
朝起きたら、6:00頃から溜まった家事に夕飯の準備、自分の準備。
8:00前には家を出て、保育園経由で出勤。
夜は19時半頃帰宅。怒涛の夜を過ごし、疲れ果てて子どもと話せないうちに寝る・・・。
そんな生活をしていました。
正直、疲れ果てていました。
(ここだけの話、私スタイリストなのに、下着をつけずに会社に行ってしまった日がありました・・・ちょっとおかしくなってたと思います。)
でも、だからこそ、世の中のお母さん達はどうやって仕事と生活を成り立たせているのだろう?と知りたくなりました。
そこで、子育てしながら働くママ達105名にインタビューを始めたんです。
インタビューをし始めると、これを知りたい人は多いだろう・・!
日本で女性が活躍していくためのヒントを多くの方に届けなくては・・!
と段々と使命感を持つようになりました。
そして、それを届けるための手段として、Amazonで出版することを選びました。
結果、出版がきっかけで、女性の働き方や子育てのことなど相談される機会が増えました。
わたし自身「何歳からでも女性が活躍できる社会にしたい」という使命感も手伝って、新しい仕事=新しい選択肢が増えることになりました。
何歳からでも女性が活躍できる社会へ
わたしは、偶然が重なって、選択肢が増えていきましたが、誰でも何歳でも選択肢は増やせることを伝えたいと思っています。
そのための手段もたくさん知っています。
子育てしていても、実家が遠くても、旦那さんの仕事が忙しくて自分がワンオペ育児をしていても・・・です!
できることなら、社会や会社の制度を女性が活躍しやすいように整えていきいのですが、一人ですぐにそれはできません。
なので、まずは多くの女性に、何歳からでも活躍できる選択肢があることを知ってもらい、活躍してもらい、多くの女性の声が社会に届くようにしたいと思っています。
だからこそ、こうして発信をしています。
こうした発信が、きっといつか誰かに届き、その人の活躍がまた次の誰かに届き・・・と連鎖を起こすと本気で信じています。
ということで、長くなりましたが、わたしの自己紹介、どうしてこんな活動をしているか、をお話させていただきました。
これを書いたことで、誰かの活躍の後押しになり、いつかお会いできたら、それほど嬉しいことはありません。
どうか、届きますように!
読んでくださり、ありがとうございました。
入澤あきこ